易占

平成27年はどんな年になるのでしょうか?

新年明けましておめでとうございます。

平成27年(2015年)が明けました。
皆さまには、新年を如何にお過ごしでしょうか?

日本の各地では、年末から年始にかけて例年よりもズ~と早い大雪となりました。
その天候に関しては、昨年12月の冬至の日に立てた年筮(ねんぜい:一年の運気の易占)が「天水訟(てんすいしょう)」から察しが出来ておりました。

と言いますのも、この卦の大意(卦の概要の意味)は「訟」。これは訴えること。そして天命を尊重することです。文字通り「天」の下に「水」があることから、昨年は大いに水害・雪害が起きることが予想されていましたが、結果は、まさにその通りでした。

そして、本年平成27年の年筮を、昨年12月22日の冬至に出しました。
その得卦(とくか:易占で得た卦)は、風天小畜(ふうてんしょうちく)でした。
その大意は「畜」。それは「とどむ」の意味で、「障害」を表します。ただし小畜なので、その障害は大きなものではありません。確信を持って耐え、努力すれば、願望は成就するというものです。

その真の障害物は何か? それは目に見えないもの、それも人の心の中に潜んでいる「悪い習慣」を意味します。それを克服できれば、他のいかなる障害も克服できることになります。

そして風天小畜の「障害」を克服するキーワードは、「抑制」です。

先ずは、私たちの今身についている習慣を見なして、その中でも悪習慣を抑制し改善していけば、個人的にはもとより、家族や友人、職場を含めた周囲の人たちにも良い影響がもたらされる1年間になることでしょう。

本年も、ますますご活躍ください。

〆‘(ェ)’*) サササッ  小熊Q太朗 でした。

ABOUT ME
小熊 九太朗
青山学院大学経営学部卒業後、実父が運営する会社で経営に携わる。25歳の時に父の薦めで会社運営の傍ら、 日本の気学の宗祖 “園田真次郎師” の直系ご子息”故・矢島滋規氏”より、陰陽学、易学、九星学、十干十二支学を基本とする氣學を学ぶ。 その後、父の急死から、企業経営を継承し、45歳を機に「氣學」研究をさらに深める。 従来の氣學に、中医学(経絡)や筋膜リリースの要素もも研究に加え、易学と四柱推命も合わせた「気学教室」、「五行セラピーセミナー」などを、東京・シンガポールで開催の実績あり。 占い師養成スクール講師、個人鑑定歴は25年以上に及ぶが、占い師に頼らない潜在意識への“気付きツール”、また医薬に頼らない”家庭の養生法”として、すべての人に氣學を身に着けていただきたいと言う思いから、わかりやく氣學を解説するように心がけている。 現在は秋田県に在住。
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