氣學講座:運命解析と人生設計のためのガイド

令和三年の年間運気予報

九太朗
新年あけましておめでとうございます。

令和三年がスタートしました。皆さまにとりまして良き年になりますよう、祈念申し上げます。

さて昨年令和二年(2020年)を振り返れば、新型肺炎ウィルス(covid-19)のパンデミックにより、世界中の人々に精神的かつ肉体的な忍耐が強いられました。世界経済にも激震が走り、人々の生活面では新たな生活スタイルへの大転換を求められた年でした。

また、政界情勢では11月に実施された米国大統領選の後、未だに大統領が決まらない事により、超大国アメリカ合衆国を二つに割る国内大論争がつづき、内乱に発展する懸念もある様子です。

この懸念から、最悪は米中の両大国の武力衝突も噂話しから、現実味を帯びてきております。

さて、そんな国際情勢の中、皆さまの今年の運勢は如何でしょうか?

今回のコラムは今年はじめての「運気予報」となりますので、いままでの毎月の運気予報「自分で占う運気予報」ではなく、本年一年間の世界(日本を含めた)の運気予報(金融・経済・紛争・天候等)を見てみることにいたしましょう。

それを元にして、皆さんご自身やご家族・友人・仕事関係者の運気を見るようにしてください。

先ずは、令和三年の年盤をご覧ください

用語説明干支(えと)・歳破
  1. 干支とは
  2. 歳破とは

十干から今年運気を読む

先ずは本年の運気の「幹」を見る為に、十干「辛(かのと)」は陰性の金精気であることから、宝石や宝玉の様な清浄で清麗な精神性の高さがあります。それと同時に、傷つきやすく汚れを嫌う特性があります。

また、「辛い」という文字からも察しがつくように、自分にも他人にも清く美しい精神性を求めるために孤高となりやすく、他の汚れた世界と交わりたくないと強く思いことから神経過敏となりやすく「辛く」なります。

今年の十干「辛」から、「辛抱強く」耐え忍び、たとえどんなに「辛く」ても世の中の浄化を強く求めるエネルギーが、一年間満たすことになりそうです。

十二支から運気を読む

そして「枝」となる十二支です。十二支は「丑(うし)」ですが、これは陰性の土精気です。

糸偏を付けると「紐」となる事から、「何かを紐できちんと結ぶ」象意(形が表す意味)のエネルギー(氣)を有します。

そのことから派生して、「決まり事を固く守る」ことが世の中の注目を集めそうです。

それは、煩悩、誘惑、善悪、人生哲学、目標、社会ルール、等々かもしれません。

皆さまにとって今年は、「何をきちんと結ぶのか」「どんな決まり事を守るのか」をもう一度お考えになる良き年になるかも知れません。

それが、必ずや数年後の吉運を招きいれることになるはずです。

令和三年の【九星】から年運気を読む

先ずは、今年の年盤で『六白金星』が中宮(真中に入る)することから考えます。

六白金星の金精気(天皇家・皇族・王家・大富豪・大統領・首相・政治家・企業リーダー・投資・資産・スポーツ等)が世間に注目される年になります。

そして六白金星が「中宮する」とは、今年は六白金星の運気の波乱が非常に大きいことも意味しますので、世間の耳目を集めたと思ったら、それが瞬く間に地に落ちる事を目にするにもなるでしょう。

【生活に密着した具体的な事例】
十干と十二支、九星での総称的な運気は上記のとおりですが、これではあまりにも抽象的ですね。
ここからは、より具体的なジャンルの運気予報をしてみましょう。

  • 【政治関連】
  • 【経済関連】
  • 【オリンピック開催】
  • 【コロナウィルス】
  • 【天候】

【政治関連】の運気予報

【政治関連】のエネルギーは『六白金星』が司ることから、今年は中宮するので、政界の勢力図は大きく変動します。

つまり、世界でも米国大統領選挙の結果から、トランプvsバイデンのどちらが就任したとしても、いったんは正常化したと見えても、その後に米国内で大きな社会運動から大規模デモが起こり、それが発端で暴動に発展する可能性あるでしょう。

この混乱は世界中に大きな影響を及ぼすことから、日本でも政局の大変動へと発展する可能性が大です。

開発者の意図としては、いろいろカスタマイズしなくても 着せ替え+切り替え(=オプション選択)で十分使えるサイトを作れますよ♪ということだと思います。

【経済関連】の運気予報

七赤金星が北西方位で暗剣殺が掛かることから、世界貿易に大きな破綻を及ぼす事件や出来事が起こりそうです

にもかかわらず、株式や証券投資を表す九紫火星が北東(丑歳)であることから、この分野の勢いは盛んでしょう。

大型不動産に関しては八白土星が司りますが、今年は西に巡るので盛んに売買がおこなわれることが予想できます。ただし、一般人向けの小型不動産に関しては、北に巡ることから大きく上昇することは無いようすです。

【オリンピック開催】の運気予報

東京オリンピック開催の可不可は、日本人としてはとても気になりますね。スポーツは六白金星が司りますが(一部九紫火星も)、今年は六白金星が中宮することから、開催か中止かが時期刻々と変動することになりそうです。

しかし、最終的にはまったく予期しなかった出来事から、開催可能の道が開けてきそうです

【コロナウィルス】の今後について

もっとも気になる点は、コロナウィルスの終息についてですね。
従来のコロナウィルスのタイプは今春になって突然に終息する様子を見せる可能性があります。しかし、別の新種が現れてそれが猛威を振るいだす可能性があります。

新型肺炎ウィルスまたは変異した肺炎ウィルスの蔓延については、九紫火星が北東に巡ることから、一進一退を繰り返す様相があります。
その為に、一般客の海外渡航の自由化はまだ完全解禁とはなりにくい状況でしょう。

【天候】に関して

毎年世界的に異常気象が発生するのが当たり前となってきていますが、今年の天候に関しては、一白水星が南(天)に巡ることから降雨量が多い、特に局地的な集中豪雨が懸念される年になりそうです。
そうすると昨年に決壊が心配された中国三峡ダムが、再度世界の関心事になりそうです。

それでも、世界的には砂漠化の問題は解決でき得ないことから、ますます水資源確保は世界的規模で深刻さを増すことになりそうです。

また、集中豪雨や巨大台風による自然災害も大変な心配事になるでしょう。

まとめ

昨年にも負けず劣らず、世界情勢やいっぱんの社会生活でも激変が予想され、私たちは忍耐が要求される一年になりそうです。
ですが、けっして明けない夜はないし、止まない雨も無いことから、明るい気持ちで毎日を過ごすことを心がければ、かならず希望が湧いてきます。

どうぞお健やかにお過ごしください。

ABOUT ME
小熊 九太朗
青山学院大学経営学部卒業後、実父が運営する会社で経営に携わる。25歳の時に父の薦めで会社運営の傍ら、 日本の気学の宗祖 “園田真次郎師” の直系ご子息”故・矢島滋規氏”より、陰陽学、易学、九星学、十干十二支学を基本とする氣學を学ぶ。 その後、父の急死から、企業経営を継承し、45歳を機に「氣學」研究をさらに深める。 従来の氣學に、中医学(経絡)や筋膜リリースの要素もも研究に加え、易学と四柱推命も合わせた「気学教室」、「五行セラピーセミナー」などを、東京・シンガポールで開催の実績あり。 占い師養成スクール講師、個人鑑定歴は25年以上に及ぶが、占い師に頼らない潜在意識への“気付きツール”、また医薬に頼らない”家庭の養生法”として、すべての人に氣學を身に着けていただきたいと言う思いから、わかりやく氣學を解説するように心がけている。 現在は秋田県に在住。